かつて、割れたり滑ったりガタついたりしていたマンホールのふたを、道路と一体化した現在のレベルまで改善し続けたのは当社の技術革新の賜物です。
時代とともに変化していく人々を取り巻く社会課題を鋳鉄の技術で解決して行きたい。その一途な想いをもとに、ヒノデはさらに未来への挑戦を続けていきます。
より詳しくは、コーポレートサイトの沿革へ長い歴史を持ちながら、行動はいつもベンチャーのように。それが当社の風土です。
マンホールふたの改善・開発の過程で得たさまざまな鋳物技術は、もっと大きな社会インフラにも応用できるはず、と日夜研究開発に取り組み少しずつ形になりつつあります。
今ここにある社会課題を解決しながら目線ははるかその先に、未来へ、世界へ。
会社概要を読む下水道用だけで、全国に約1500万のマンホールのふたが設置され、老朽化したふたが330万以上埋まったままです。
毎年8万以上が交換され、新設もされています。
HINODEは、マンホールのふたとメンテナンスサービスを全国に提供し社会に貢献しています。
道路脇の排水路にかけられるグレーチング(格子状の溝ふた)や、街路樹を保護するためのツリーモールといった道路製品、災害時用トイレなどの地震・災害関連製品などさまざまなソリューションで安全・安心な街づくりを支えています。
鋳造品の中でも最も難易度が高い油圧機器部品の開発に取り組むなど産業機械分野にも注力しています。
複雑な形状の機械部品は、鉄などの金属板を溶接、加工して作られていました。
しかし、鋳物で一体成形できれば機械を軽量化できるのです。
「鋳物は使えない」というのが常識だった建築・土木分野における、鋳物の需要拡大にも取り組んでいます。
例えば、建物の躯体(骨組み)に使用する、柱と床を接合するための角柱形状の部品を鋳物で製造し従来品を上回る性能を実現しています。
鋳物特有の風合いや形成の自由度の高さを活かして、デザイン性の高い景観製品の開発を行っています。
時間の経過と共に美しさを増す鋳物製のベンチ、車止めなどのストリートファニチャーが、画一的な都市を温もり溢れる景観へと変えています。
橋を構成する伸縮装置と呼ばれる部材を鋳鉄で作って展開しています。
これまでは鋳鉄以外の商品が使われることがほとんどでしたが、耐久性や最適設計に よる長寿命化を実現する鋳鉄技術で、老朽化が加速する橋梁分野に貢献します。
鋳鉄で作られたプロダクトシリーズ「HinoLab M」。暮らしの中で、道具として価値を持ち、美しいオブジェクトとして日常の風景を作り出してきた鋳物。
刻みゆく今に、味わい深い表情が滲み出てくるプロダクトをリリースしています。
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