橋梁の狭小地覆への高欄設置時の課題を解決する『鋼製拡幅地覆』
これまで高欄改修が困難であった、老朽化した橋梁の300mm幅の狭小地覆でコンクリート地覆を壊して再打設することなく地覆拡幅し、建築限界250mmを確保した高欄設置を可能とした、軽量で施工が容易な乾式工法です。
狭小地覆改修工法 鋼製拡幅地覆
鋼製拡幅地覆は、地覆と高欄支柱を高強度な独自構造の鋳鉄製拡幅ベースを介してアンカー固定することで、地覆前面から主要横梁前面までの距離を250mmセットバックした設置を可能としています。
支柱間および鋳鉄製拡幅ベースは、スチール製の補強下地レールが高耐食性鋼板の地覆カバーで覆われており、車両が乗り上げても車両誘導が可能な構造となってます。
車両交通規制を最小限に抑えた夜間施工や、セットバック対応が必須な狭隘地区の小規模橋梁で、コンクリート不要での施工が可能です。