民間工場においては、老朽化施設が増大しており、管路の老朽化や漏水等が発生しております。発生都度のメンテナンスが中心であり、管路網の変更履歴／埋設位置などの系統図も未整備な工場に対し、漏水をピンポイントで特定することによる漏水箇所発見費用の縮減、管路埋設位置と水圧水量調査による管路施設の供用管路の判断と管路施設の適切なメンテナンスの向上に貢献します。

漏水箇所を広範囲からピンポイントで調査する機器を管種・管径・測定間隔に応じて取り揃えており、漏水箇所を特定することにより、漏水箇所の把握が難しく発見する為に労力とコストがかかっている民間工場のコスト縮減及び業務効率化に寄与します。

漏水区画選定調査

ロガセンサーと解析ソフトウェアにより、広範囲の複数箇所を同時に調査することができます。
管路音圧監視システム（LNL-1）

漏水管路選定調査

電子音聴器を用いて微弱な漏洩音を捉え、音と数値で確認し比較する事により漏水を発見します。
電子音聴器（FSB-8D）

漏水箇所調査

漏水音が伝播している管路上の２つの測定点にピックアップ（感圧センサ）を設置し、漏水点から発生した漏水音が、それぞれのピックアップに到達する時間差を測定することにより、漏水点までの距離を計算します。
相関式漏水探知機（LC-2500）

管路の増設により配管位置が不明／未把握の管路が存在しており、管路によっては、未供用管路も存在しております。管種・管径・埋設距離に応じ、適切に管路埋設位置調査を行う事により、管路施設の供用管路の判断と管路施設の適切なメンテナンスの向上に貢献します。

鉄管埋設位置調査

鉄管・ケーブル探知器により、埋設されている鉄管・ケーブル・金属物を探査します。管路の位置特定や管路の埋設深度測定を行うことができます。
鉄管・ケーブル探知器（LP-1000）

非金属管埋設位置調査

振動器から音波を発生させ、地表のセンサーで管路の埋設位置を探知します。鉄管だけでなくVP管やPE管、石綿管などの水道管全ての探知が可能です。
音波式管路探知器（NPL-100）

管路によっては、未供用管路も存在しております。
当社では、小口径から大口径まで配管の流速・流量の調査を行う事により、管路施設の供用管路の判断と管路施設の適切なメンテナンスの向上に貢献します。

水圧測定調査

データロガで水圧の測定調査を行います。データロガは内部メモリに水圧、流量等の計測データを記録・保持することができます。収集したデータはパソコンにて最大値、平均値、最小値を画面で表示することができ、グラフ化なども可能です。多点測定することにより、水道管路の機器把握に最適です。
データロガ（DLS-H21）

流量測定調査

超音波流量計は、超音波の受信状態をリアルタイムで確認できる波形表示機能を備えています。
また厚さ計機能と音速測定機能を標準搭載し、現場での配管の厚さ測定や流体の音速測定に威力を発揮します。


超音波流量計（UFP-20）